引っ越しが決まると、やることが一気に増えますよね。
電気・ガス・水道の停止と開始手続き、インターネットの移転、住民票の異動、学校や職場への届け出…。その中で、意外と後回しにされがちなのが「郵便の転送手続き」です。
現在は、日本郵便 が提供しているオンラインサービス
e転居 を使えば、自宅にいながら手続きができます。
しかし、私は10年ほど前に引っ越しをした際、近所の郵便局の窓口で転居届を提出しました。当時はオンライン手続きの存在も知らず、「引っ越し=郵便局に行くもの」という認識でした。
この記事では、
-
郵便転送サービスの基本
-
窓口とe転居の違い
-
転送期間1年の本当の意味
-
転送中にやっておくべき住所変更
-
実際に感じた注意点
を、体験を交えながら丁寧に解説します。
郵便の転送サービスとは?まず知っておきたい基本
引っ越しの際に転居届を出すと、旧住所あての郵便物を1年間、新住所へ無料で転送してもらえます。
これはとてもありがたい制度です。
引っ越し直後は、どうしても住所変更が間に合わないものが出てきます。クレジットカードの明細や保険の通知、各種契約書類など、重要な郵便物が旧住所へ送られる可能性もあります。
転送サービスがあることで、「うっかり忘れ」によるトラブルを防ぐことができます。
ただし、この転送は自動更新ではありません。
1年が過ぎると、旧住所へ届いた郵便物は転送されなくなります。
ここがとても大事なポイントです。
10年前、窓口で手続きしたときの流れと印象
私が手続きしたのは、引っ越し前の平日でした。
郵便局へ行き、窓口で「転居届を出したい」と伝えると、専用の用紙を渡されました。
記入項目は、
-
旧住所
-
新住所
-
氏名
-
転送開始希望日
-
同居家族の有無
など。
本人確認書類を提示し、提出して完了。所要時間は10分ほどでした。
ただ、小さな子どもを連れていたこともあり、「正直ちょっと大変だったな」という記憶があります。
平日昼間に時間を作る必要がある点は、人によっては負担になるかもしれません。
e転居とは?今はオンラインで完結できる
現在は、e転居というオンラインサービスがあります。
スマートフォンやパソコンから申し込みができ、郵便局へ行く必要がありません。
忙しい方や、平日に時間が取りづらい方にとっては大きなメリットです。
ただし、本人確認のために追加の手続きが必要になる場合もあります。また、申し込み後すぐに転送が始まるわけではないため、引っ越し直前ではなく余裕を持って手続きすることが大切です。
窓口とe転居の違いを簡単にまとめると:
| 項目 | 窓口 | e転居 |
|---|---|---|
| 手続き場所 | 郵便局 | 自宅 |
| 必要時間 | 来局時間含む | 数分〜 |
| 本人確認 | その場で | オンライン確認 |
どちらも無料で利用できます。
転送期間1年の本当の意味
「1年間もあるなら安心」と思うかもしれません。
でも実際は、この1年は住所変更を完了させるための猶予期間です。
引っ越し直後はバタバタします。
その間に全ての住所変更を完璧に済ませるのは難しいものです。
だからこそ、転送サービスは“保険”のような役割を果たしています。
ただし、「まだ転送されるから大丈夫」と思っていると、1年はあっという間です。
実際、私も1年後に「そろそろ終わるんだった」と慌てた記憶があります。
転送中に必ずやっておきたい住所変更リスト
引っ越し後、優先して変更しておきたいものは次の通りです。
金融関係
-
銀行口座
-
クレジットカード
-
証券口座
保険・公的手続き
-
生命保険
-
医療保険
-
年金関係
身分証
-
運転免許証
-
マイナンバーカード
通販・サブスク
-
Amazonなどの通販サイト
-
定期購入サービス
-
各種会員登録
特に金融関係は重要です。
書類が届かないとトラブルにつながる可能性があります。
実際に感じた注意点
体験から感じたことは、「転送があるから安心」と思いすぎないこと。
転送には数日のタイムラグがあることもありますし、転送対象外の郵便物も存在します。
また、旧住所に住む方との関係性によっては、誤配達などのトラブルも起こり得ます。
できるだけ早めに住所変更を済ませるのが安心です。
まとめ|転送は便利。でも“頼りきり”は危険
郵便の転送サービスは、引っ越し時の強い味方です。
現在はe転居という便利な方法もあり、手続きは以前よりずっと簡単になっています。
ただし、転送は1年間限定。
その期間を「安心期間」と捉えるのではなく、「住所変更を完了させるための準備期間」と考えることが大切です。
これから引っ越しを予定している方は、余裕を持って転居届を提出し、早めに住所変更を進めていきましょう。
